アメックスが延滞・償却率データを公開
アメリカン・エキスプレスは、米国消費者向けカードおよび米国中小企業向けカードの「投資保有残高(held for investment)」について、直近数か月分の信用パフォーマンス統計を公表しました。
今回開示されたのは、延滞率(※支払期日から一定日数を過ぎた残高の割合)とネット償却率(※回収不能と判断し損失として計上した残高の割合)です。いずれも月次ベースおよび四半期ベースで集計されています。
なお、今回の開示期間中に、同社は過去に償却済みのカード残高の一部を第三者へ売却しました。この売却による回収益が償却率の計算に反映されているため、特に直近月の数値は前月比で変動が生じています。書類内ではその影響度合いも注記として明示されています。
また、アメリカン・エキスプレス・クレジット・アカウント・マスター・トラスト(Lending Trust)と呼ばれる証券化(※カード債権をまとめて有価証券として投資家に販売する仕組み)ビークルの信用パフォーマンスも合わせて掲載されています。ただし、Lending Trustが対象とするのは「リボルブ対象残高」のみであり、全体のカード残高とは異なる点に注意が必要です。
このような月次統計の開示は、Regulation FD(※インサイダー情報の公平な開示を求める規則)に基づくもので、投資家が同社の信用品質の動向を把握するための参考情報として定期的に提供されています。
最新の詳細情報については、公式IRページおよびSEC EDGARの開示資料をご確認ください。
出典: SEC EDGAR
※本情報は情報提供を目的としたものであり、投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。