ビザ、訴訟エスクロー口座へ追加入金を実施
ビザ (Visa Inc., $V) は、米国の訴訟対応を目的として設けられた「米国遡及的責任プラン(U.S. Retrospective Responsibility Plan)」に基づき、訴訟エスクロー口座(※訴訟費用などに備えて第三者機関に預け置く専用口座)への資金追加を承認しました。
このプランの仕組みとして、ビザが同口座に資金を入金すると、主に米国の金融機関およびその関連会社が保有するクラスB-1・B-2・B-3普通株式の転換率(クラスA普通株式への交換比率)が下方調整される仕組みになっています。
今回の入金を受け、クラスB-1・B-2・B-3それぞれの転換率が引き下げられ、各クラスのクラスA換算株式数も減少しました。この転換率の調整は、クラスA普通株式を自社株買い(バイバック)した場合と同様の効果を1株当たり利益(EPS)に与えるとされています。
なお、転換率の調整は、今回の入金直後の2営業日間の出来高加重平均価格(VWAP)をもとに、ビザの定款に従って算出されました。本件はビザの最高財務責任者(CFO)であるChris Suh氏の署名のもと、SECへ正式に報告されています。
訴訟エスクロー口座への入金は、ビザが長年にわたり対応してきた米国内の決済手数料をめぐる訴訟リスクへの備えとして行われるものであり、今後の訴訟の進展については公式IRページや最新の開示情報をご確認ください。
※本情報は情報提供を目的としたものであり、投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。