D-Wave、ゲートモデル量子コンピュータの開発ロードマップを発表
ディー・ウェーブは、超伝導デュアルレール量子ビット(※)技術と量子誤り訂正(※)の専門知識を組み合わせた、段階的な技術マイルストーンを含むロードマップを公表しました。
※フォールトトレラント量子コンピューティング:エラーが発生しても正確な計算を継続できる、信頼性の高い量子コンピュータの仕組みのことです。
※ゲートモデル:量子ビットに「ゲート」と呼ばれる演算操作を順番に適用して計算を行う、汎用的な量子コンピュータの方式です。
※デュアルレール量子ビット:エラーの検出・訂正に適した特殊な量子ビットの構造です。
※量子誤り訂正:量子計算中に生じるエラーを検出・修正する技術です。
ロードマップでは、複数の段階的な開発目標が示されています。近い将来には物理量子ビット数を段階的に増やしながらエラー率を大幅に低減したシステムの完成を目指し、その後は論理量子ビット(※)を用いたフォールトトレラントアルゴリズムの実行、そして最終的には量子化学や量子AIアプリケーションへの応用を支える大規模システムの実現を計画しています。
※論理量子ビット:複数の物理量子ビットを組み合わせてエラー訂正を施した、より信頼性の高い「仮想的な量子ビット」のことです。
同社のCEOであるアラン・バラッツ博士は、「超伝導デュアルレール・アーキテクチャは、フォールトトレラント量子コンピューティングへの根本的に異なるアプローチであり、技術の商用化スピードを再定義できると考えている」とコメントしています。
今回の発表はSEC(米国証券取引委員会)への8-K書類(Regulation FD開示)として提出されており、プレスリリースが添付書類として含まれています。なお、この開示はSEC規則上「提出済み(filed)」ではなく「提供済み(furnished)」として扱われます。
最新の詳細情報については、ディー・ウェーブの公式IRページもあわせてご確認ください。
※本情報は情報提供を目的としたものであり、投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。