DMM 株の米国株取引サービス|手数料・主要サービス・NISA 対応
はじめに
みなさん、こんにちは。ToshiNavi 執筆担当の Yoshi です。今回は、国内のネット証券会社のひとつである DMM 株 (DMM.com 証券) の米国株取引サービスについて、中立的な視点でご紹介していきます。
「米国株に興味があるけれど、どの証券会社がどんな特徴を持っているのか整理したい」「手数料やコストの仕組みを具体的に知りたい」 — そんな方にとって、判断材料のひとつになり得る内容をまとめました。本ページの情報は 2026 年 4 月時点の公式情報に基づきます。
会社概要
DMM.com 証券は、DMM グループの金融サービス部門を担う証券会社です。DMM グループは動画配信やゲーム、FX など多岐にわたる事業を展開しており、その中で証券事業として株式取引サービスを提供しています。もともと FX サービスで知られていた同社が、株式取引にも事業領域を広げた経緯があります。
最新の口座数や預かり資産額は、DMM.com 証券公式サイトで公表されている情報をご確認ください。
米国株 取扱商品
DMM 株では、米国の個別株式・米国 ETF・ADR (米国預託証券) を取り扱っています。VTI (米国株式市場全体に連動)、VOO (S&P 500 に連動)、QQQ (NASDAQ-100 に連動) といった主要 ETF も取扱対象に含まれています。具体的な取扱銘柄は、DMM.com 証券公式サイトの銘柄検索ページでご確認ください。
手数料体系
国内株式の手数料
DMM 株の国内株式取引では、約定代金に応じた手数料体系が採用されています。約定代金の区分ごとに手数料が設定される仕組みで、最新の料金は公式サイトでご確認ください。
米国株式の手数料
米国株式の取引手数料は、2026 年 4 月時点で約定金額×0.495% (税込) です (外貨決済時)。1 注文あたりの上限手数料は 22 米ドル (税込) に設定されており、約定代金が 4,444.45 米ドル以上の場合に適用されます。約定代金が 2.22 米ドル以下の取引は手数料 0 米ドルとなります。
米国株式の信用取引手数料は、約定金額×0.33% (税込)、上限 16.5 米ドル (税込) です。約定代金が 3.33 米ドル以下の場合は手数料 0 米ドルとなります。
NISA 口座での米国株取引については、売買手数料が無料です (2026 年 4 月時点)。
為替手数料 (為替スプレッド)
米国株を取引する際には、日本円を米ドルに両替する必要があります。DMM 株では、円貨決済時および為替取引の約定時に 1 米ドルあたり 25 銭 (片道) の為替コストが発生します (2026 年 4 月時点、DMM.com 証券公式)。
外貨決済サービス
DMM 株では外貨決済サービスを提供しています。あらかじめ為替取引で米ドルを購入しておき、米国株式の売買時に外貨決済を選択することで、取引の都度発生する為替コストを抑えることが可能です。配当金等および外貨決済により受け取った米ドルの譲渡代金は、DMM 株アカウント内に米ドルのまま預り金として保有でき、これを使用して次の米国株買付を外貨決済で行えます。
円貨決済と外貨決済はお取引の都度選択できるため、ご自身の取引スタイルに合わせて使い分けが可能です。
NISA 対応
DMM 株では、新 NISA 制度に対応した口座開設が可能です。新 NISA には「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の 2 つの枠がありますが、米国株式や米国 ETF の取引は主に成長投資枠での利用が想定されます。
なお、DMM.com 証券では投資信託の取扱いがないため、つみたて投資枠は利用できません (2026 年 4 月時点、DMM.com 証券公式)。投資信託でのつみたて投資を検討している方は、他社の口座開設も合わせて検討してみてください。
NISA 口座の開設手続きは、証券総合口座の開設後に NISA 口座の申し込みを行い、税務署での審査を経て利用開始となる流れです。詳細は公式サイトの NISA 専用ページでご確認ください。
NISA 口座での米国株配当シミュレーション
NISA 口座では、日本側の税金 (通常 20.315%) は非課税になりますが、米国での源泉徴収 (通常 10%) は免除されません。たとえば、配当利回り 3% の米国株を NISA 口座で 100 万円分保有していた場合を考えてみます。
- 年間配当金 (税引前):約 30,000 円
- 米国での源泉徴収 (10%):約 3,000 円
- 日本での課税:NISA 口座のため 0 円
- 手取り配当金:約 27,000 円
NISA 口座では外国税額控除も使えないため、配当金の約 10% 分は取り戻せないコストとなります。この点は DMM 株に限らず、どの証券会社で NISA 口座を利用しても同様です。税制に関わる事項ですので、国税庁の情報や税理士への相談も検討してみてください。
アプリ・ツール
DMM 株では、スマートフォンアプリ (iOS・Android 対応) および PC 向け取引ツール (DMM 株 PRO+) が提供されています。
スマートフォンアプリの特徴的な点として、以下が挙げられます。
- 国内株・米国株のワンアプリ統合:ひとつのアプリ内で国内株式と米国株式の両方を取引できます。一部の他社では国内株と米国株で別々のアプリが必要になるケースがあるため、アプリを一本化したい方には利便性があります。
- 「かんたんモード」と「ノーマルモード」の切替:初心者向けにシンプルな画面構成の「かんたんモード」と、より詳細な情報を表示する「ノーマルモード」を切り替えて使える設計です。最初は「かんたんモード」で操作に慣れ、慣れてきたら「ノーマルモード」に移行するという使い方ができます。
PC 向けの DMM 株 PRO+ では、より詳細なチャート分析や複数銘柄の同時監視といった機能が利用できます。日常的にスマートフォンで手軽に取引し、じっくり分析したいときは PC ツールを使う、という使い分けも可能です。
DMM FX 連携 — 株券担保サービス
DMM 株の特徴のひとつとして、DMM FX との連携サービスがあります。米国株式を国内信用取引の担保として利用できる「DMM FX 株券担保サービス」が提供されており、保有資産を活用した取引設計が可能です。詳細は公式サイトでご確認ください。
サポート体制
DMM 株では、電話・メール・LINE でのカスタマーサポートが用意されています。電話サポートは平日日中を中心とした対応時間が設定されており、具体的な受付時間は公式サイトで案内されています。LINE を活用した問い合わせ窓口があるのも特徴のひとつで、テキストベースで気軽に質問できる点は、電話が苦手な方にとって利便性があります。
初心者向けの学習コンテンツについても、公式サイト上で株式投資の基礎知識や取引の流れを解説するページが用意されています。
注意点・確認しておきたい点
ここまで DMM 株の特徴をご紹介してきましたが、口座開設や取引を検討する際に確認しておきたい点もいくつかあります。
為替リスクとコスト
米国株取引には為替リスクが伴います。米ドル建ての資産を保有するため、円高に振れた場合には為替差損が発生する可能性があります。株価が上昇しても為替の影響で円換算の評価額が下がるケースもありますので、この点は理解しておく必要があります。また、円貨決済時には為替スプレッド (1 米ドルあたり 25 銭) が発生します。配当金受取時にも為替コストがかかる場合がありますので、トータルコストを意識して取引計画を立てることが大切です。
税金の取り扱い
特定口座 (源泉徴収あり) を選択すれば確定申告が不要になるケースが多いですが、外国税額控除を受けたい場合には確定申告が必要になることがあります。ご自身の状況に応じて、特定口座と一般口座のどちらが適しているかを検討してみてください。
つみたて投資枠の不対応
DMM.com 証券は投資信託を取り扱っていないため、新 NISA のつみたて投資枠は利用できません (2026 年 4 月時点)。つみたて投資枠を活用した投資信託の積立を検討している方は、他社の口座開設も合わせて検討する必要があります。
まとめと公式サイトのご案内
今回は、DMM 株 (DMM.com 証券) の米国株取引サービスについて、会社概要から手数料体系、取扱商品、NISA 対応、ツール、サポート体制、注意点まで幅広くご紹介しました。
DMM 株の米国株サービスの特徴を整理すると、以下のようになります。
- 米国株式の取引手数料:約定代金×0.495% (税込)、上限 22 米ドル (約定代金 2.22 米ドル以下は 0 米ドル)、NISA 口座は売買手数料無料
- 為替コスト:円貨決済時 1 米ドルあたり 25 銭、外貨決済サービス利用で取引時為替コスト不要
- ワンアプリで国内株・米国株を取引可能:かんたんモード/ノーマルモードの切替機能あり
- LINE サポート対応:テキストベースで気軽に問い合わせ可能
- DMM FX 連携:株券担保サービスを利用可能
- 投資信託の取扱なし:NISA つみたて投資枠は利用不可、成長投資枠のみ対応
国内株と米国株を 1 アプリでまとめて管理したい方や、DMM FX も併用している方にとっては、利便性が高いサービス内容です。一方、つみたて投資枠を活用した投資信託の積立を検討している方は、他社との比較も含めて検討してみてください。
この記事で紹介した特徴に興味を持った方は、DMM.com 証券公式サイトで最新情報をご確認ください。
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投資助言ではありません
※ 本記事の手数料・サービス内容は 2026 年 4 月時点の公表情報に基づく概要です。実際の取引前に、最新の情報を DMM.com 証券公式サイトでご確認ください。本記事は情報提供を目的としており、特定の証券会社や金融商品の利用を推奨するものではありません。
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