松井証券の米国株取引サービス|手数料・主要サービス・NISA 対応
はじめに
みなさん、こんにちは。ToshiNavi 執筆担当の Yoshi です。今回は、国内の証券会社のひとつである松井証券の米国株取引サービスについて、中立的な視点からご紹介します。
「これから米国株を始めてみたい」「手数料の仕組みをしっかり理解してから口座を選びたい」という方にとって、検討材料のひとつになり得る情報をまとめました。本ページの情報は 2026 年 4 月時点の公式情報に基づきます。
会社概要
松井証券株式会社は、1931 年 (昭和 6 年) に創業された歴史ある証券会社です。日本のインターネット専業証券の草分け的存在として知られており、1998 年に本格的なオンライン取引サービスを開始しました。東京証券取引所プライム市場に上場しており、独立系の証券会社として事業を展開しています。
最新の口座数や預かり資産額は、松井証券の公式サイトや IR ページでご確認ください。なお、松井証券は格付投資情報センター (R&I) から A- の格付けを取得しており (2025 年 9 月 17 日現在)、自己資本規制比率は 371.7% (2025 年 9 月末現在) と公表されています。
米国株 取扱商品
松井証券では、米国株式・米国 ETF を取り扱っています。VTI (バンガード・トータル・ストック・マーケット ETF)、VOO (バンガード S&P 500 ETF)、QQQ (インベスコ QQQ トラスト)、VYM (バンガード・米国高配当株式 ETF)、SCHD (シュワブ・米国配当株式 ETF) といった主要 ETF も取扱対象に含まれています。具体的な取扱銘柄は、松井証券公式サイトの銘柄検索ページでご確認ください。
手数料体系
国内株式の手数料
松井証券の国内株式取引では、1 日の約定代金合計に応じて手数料が決まるボックスレート方式が特徴的です。1 日あたりの約定代金が 50 万円以下の場合、手数料は無料です (2026 年 4 月時点、松井証券公式)。50 万円を超える場合の料率は段階的に設定されていますので、大口取引を想定している方は公式サイトの料金表で詳細をご確認ください。
米国株式の手数料
米国株式の取引手数料は、約定代金に対して 0.495% (税込) の料率が適用されます。1 回あたりの上限手数料は 22 米ドル (税込) です (2026 年 4 月時点)。最低手数料は、現物取引で約定代金が 2.22 米ドル以下の場合は 0 米ドル、信用取引で約定代金が 3.33 米ドル以下の場合は 0 米ドルとなります。
新 NISA 口座での米国株取引については、売買手数料が無料です (2026 年 4 月時点)。
為替手数料
米国株を取引する際には、日本円から米ドルへの両替にかかる為替手数料も意識しておきたいポイントです。
松井証券は、2023 年 12 月 4 日より、米国株取引における米ドル/円の為替手数料を恒久的に 0 銭としています (2026 年 4 月時点、松井証券公式)。日本円から米ドルに両替する場合、また米ドルから日本円に両替する場合の両方で為替手数料 (スプレッド) が無料です。
円貨決済 (米国株口座内の日本円のまま米国株取引) と外貨決済 (米ドルで売買) のどちらも選択可能です。
取扱商品の特徴 — 業界初の 17 時時間外取引
松井証券の米国株取引における特徴のひとつは、米国株式の時間外取引 (プレマーケット) への早期対応です。通常の米国株取引は 22:30 〜 翌 5:00 (夏時間) に行われますが、松井証券では業界初となる日本時間 17 時からの時間外取引に対応しています (2026 年 4 月時点、松井証券公式)。仕事が終わってから米国株取引をしたい方にとって、利便性が高い時間帯です。
NISA 対応
松井証券は新 NISA (2024 年 1 月開始の新しい少額投資非課税制度) に対応しており、成長投資枠とつみたて投資枠の両方を利用できます。成長投資枠では、対象となる米国株式や米国 ETF への投資が可能です。つみたて投資枠では、金融庁が指定する投資信託が対象となります。
松井証券の NISA は、制度が続く限り、3 商品 (日本株・米国株・投資信託) の売買手数料が無料です (2026 年 4 月時点、松井証券公式)。口座の維持費用もかかりません。
NISA 口座の開設手続きは、オンラインで証券総合口座を開設したうえで、NISA 口座の追加申込を行う流れです。新 NISA 枠で米国 ETF の定期買付を検討している方は、口座開設後に「米国株式 × 定期買付」の設定手順を公式サイトでご確認ください。
NISA 口座での配当受取シミュレーション
NISA 口座で米国株の配当金を受け取る場合、米国で源泉徴収される税金 (通常 10%) については NISA の非課税対象外となる点に注意が必要です。
| 項目 | 課税口座 (特定口座) | NISA 口座 |
|---|---|---|
| 配当金 (税引前) | 100 ドル | 100 ドル |
| 米国源泉徴収税 (10%) | ▲10 ドル | ▲10 ドル |
| 日本の所得税・住民税 (約 20.315%) | ▲約 18.3 ドル | 0 ドル (非課税) |
| 手取り額 | 約 71.7 ドル | 90 ドル |
| 外国税額控除 | 確定申告で一部還付可能 | 適用不可 |
※ 上記は概算であり、実際の税額は為替レートや個人の所得状況により異なります。
NISA 口座では日本国内の税金 (約 20.315%) が非課税になるメリットがある一方、米国での源泉徴収 10% は避けられず、外国税額控除の適用が受けられないという点がトレードオフになります。詳細は公式サイトの NISA 専用ページや税務の専門情報でご確認ください。
アプリ・ツール
スマートフォンアプリ
松井証券では、iOS・Android の両方に対応したスマートフォンアプリが提供されています。外出先でも株価のチェックや注文が行える環境が整っています。
PC 向け取引ツール
PC 向けには、ブラウザベースの取引画面に加え、リアルタイムの株価ボードやチャート分析が可能なツールが用意されています。条件付き注文 (逆指値など) への対応や、米国株の分析ツール「マーケットラボ米国株」も提供されています。詳しい機能一覧は公式サイトのツール紹介ページでご確認ください。
取引相談窓口 (米国株)
松井証券の特徴的なサービスのひとつとして、米国株専門の相談窓口があります。「銘柄の探し方」「売買の材料探し」「取引タイミング」といった、米国株の個別銘柄取引に関する相談に専門相談員が応える仕組みで、これから米国株を始める方にとって安心材料となるサービスです。受付時間や利用方法は公式サイトでご確認ください。
サポート体制
松井証券では、電話・チャット・メールといった複数のカスタマーサポート窓口が設けられています。電話サポートは平日日中を中心に対応しており、具体的な受付時間は公式サイトに記載されています。米国株専門の相談員も配置されている点は他社にない特徴です。
また、初心者向けの学習コンテンツやマーケット情報の配信も行われています。
注意点・確認しておきたい点
為替リスク
米国株は米ドル建ての資産であるため、為替変動による損益が発生します。株価が上昇しても、円高が進めば円換算での利益が目減りすることがあります。松井証券は為替手数料が無料ですが、為替レートそのものの変動は避けられない点を理解しておくことが大切です。
税金と口座区分
証券口座には特定口座 (源泉徴収あり・なし) と一般口座があります。特定口座 (源泉徴収あり) を選択すると、証券会社が税金の計算・納付を代行してくれるため、確定申告の手間が軽減されます。米国株の配当に対する外国税額控除を受けたい場合は確定申告が必要になるケースがありますので、ご自身の状況に応じて税理士や国税庁のサイトでご確認ください。
出金・入金の手続き
証券口座への入金方法や出金にかかる日数も、事前に確認しておきたいポイントです。即時入金に対応している金融機関や、出金の反映タイミングは公式サイトに案内がありますので、メインバンクとの相性を確認しておくとよいでしょう。
なお、松井証券では「移管手数料負担サービス」を提供しています。日本株・米国株・投資信託を他社から松井証券に移管する際、その手数料を松井証券が全額負担する仕組みです (2026 年 4 月時点、松井証券公式)。
まとめと公式サイトのご案内
ここまで、松井証券の米国株取引サービスについて、会社概要から手数料体系、取扱商品、NISA 対応、アプリ・ツール、サポート体制、注意点まで幅広くご紹介してきました。
ポイントを整理すると、松井証券の米国株取引は売買手数料 0.495% (上限 22 米ドル)、為替手数料無料 (米ドル/円の両替コスト 0 銭)、新 NISA 口座での売買手数料無料という水準です (いずれも 2026 年 4 月時点)。差別化のポイントはボックスレート方式の国内株手数料体系、業界初の 17 時時間外取引、米国株専門の相談窓口、移管手数料負担サービスなど、独自のサービス設計にあります。
この記事で紹介した特徴に興味を持った方は、松井証券公式サイトで最新情報をご確認ください。
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投資助言ではありません
※ 本記事の手数料・サービス内容は 2026 年 4 月時点の公表情報に基づく概要です。実際の取引前に、最新の情報を松井証券公式サイトでご確認ください。本記事は情報提供を目的としており、特定の証券会社や金融商品の利用を推奨するものではありません。
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